中国工商銀行で口座開設してきた

TL;DR

中国工商銀行の口座開けた! ネットで見たのよりめんどくて、2時間窓口待って、手続き30分ぐらい、スマホバンキングの設定で15分ぐらいの三時間コースだったぞ

必要書類

銀行口座を開くためにいろいろ準備をしていった。中国工商銀行(ICBC)で、深センの中心地の購物公園(shopping park)近くの支店に。

  • パスポート
  • 深センの住所(ホテルでいい)
  • 中国の携帯電話番号
  • 運転免許証(もうひとつcertificateが必要と言われたので)
  • マイナンバー番号

これでおっけー。もういっこ必要って言われてちょっと予定していなかったけど、日本の運転免許証持っていてよかった。あと、ネットバンクするのに、usbでつなぐデバイスを50元出して契約するのが定番らしいが、そんなのubuntuで使えそうもない気がするし、妙なのつなぐの嫌なので、ワンタイムトークン生成器のほうにする。15元。

月曜日10時半、9人待ち

窓口に行って、「口座開設したい」の中国語をスマホで見せる。入り口のお姉さんが英語のできる人を呼びつつ、番号札をくれた。9人待ち。その間に書類を埋める。書類は呼ばれてきた英語のできる人が教えてくれた。 漢字で口座を作られてしまうと、いろいろ不便になっていろいろ登録できなくなるので、SEI MEI で口座が作れるように、ローマ字で記入していく。住所は中国語を見様見真似で書く…

この入り口の人はサインはEnglish nameで書いて、って言ったので、ローマ字で書いたが、結局各所ローマ字漢字併記するはめになる。パスポートのサインが漢字だから。

あとは、待つだけ、のはずが全然順番が来ない。10個窓口があるが、開いているのは2個だけで、しかも口座開設などややこしいことをやっているのは窓口1番だけ。これはひどい。12時過ぎまで待つ。

口座開設

窓口の人は、英語一切出来ないので、コミュニケーションが必要になると、トランシーバーで英語できる人を呼んで、それでコミュニケーションする。つらい。 コミュニケーションと言っても、そんなにはなくて、もう1個ID certificateするものが必要、とか、いまsms送ったからそれそこの入力機に入れろ、とかそういうの。

一箇所、「ここの記入はここまでか」ってのを聞くときに、英語できる人がいなくて困って、筆談でクリアした。はじめ言葉で説明してくれて、ゆっくり言ってくれて、当然何一つわからないので、メモに書いてくれた。それでも(当然)わからないので、困っていたら、大きくゆっくり丁寧に書いてくれた。そういう問題じゃないんだ、と思っていたら「単位名称」で、つまり、お前住所まるまるビル4階までしか書いてないけど、そのあとなんだって聞かれているとわかって、部屋番号を書いて解決した!

ネットバンキング

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これに、カードの暗証番号を入れると、一回一回ワンタイムパスワードが発行される。それをいれる。

スマホバンキング

wifiつながるかって聞かれて、そんなのないので、スマホを渡してなすがままにされる。銀行のwifiにつないだあと、なれた手つきで謎apkをダウンロードしてインストールしていく。そして、yes、yes、yes。ちょ、ちょっと待ってと思いつつ、そのまますすんでいく。

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最後の3つが中国工商銀行アプリ。で、いろいろやって最後1個どうしても登録できなかったんだけど、「まあできたから! ok ok」って言って去っていった。ま、まあいいや。

ATM入金

ATMで入金してみる。入った!

alipay, wechat payとつなぐ

銀行番号入れると、alipayは名前から何から自動で銀行から引っ張ってきて連携できているらしい。銀行からtop upできた。やったー。 wechat payは、自分で口座の名義など入れる必要があったけど、こちらもtop upできた。やったー。

携帯番号

携帯番号といろいろ紐付いてしまったから、この携帯番号維持しないと、ちょっと面倒増えそうだなあ。

英語

英語のできる人の割合、日本と同程度かなあ。こちらの片言英語察してもらうのはだいぶ苦しい。