ビッグデータの正体、読んだ

ビッグデータの正体、八割ぐらい納得した。二個引っ掛かりをメモる。

データ持ってる側が長期的には強くなるんだろうけど、データ仲介業側がうまくやることでビジネス見つける、ところに話がある。なので適切に利益分配するのが条件で、価値を生むためにデータ持ってる側は死蔵を避けましょう、という主張が、「ゴミとして捨てられていたものに相関関係を見出した!」とか 「データの裏の価値に気づいていたamazonに対して、気づいていなかったばかなaolがぶっこ抜かれてザマア」とか出てくる話とはぴったりは一致してないなーと思った。

もう一個は、日本で最近suicaのデータ提供で炎上してた話があったけど、ユーザーとデータ持ってる側では思いもかけない二次利用があるのがザラだし、それをしたいんだし、さらにはデータ持ってる側が処理してもデータ二次利用する側が処理してもそれだけでは駄目なケースも出てくるし考えましょう!みたいな結論だったので考えてる。セグメント切ってダイレクトメールが送られてきそうな未来しか想像できないからよくなくて、因果関係どうでもいいから相関関係で面白いことしようぜーって未来にうまくなれば楽しそう。